2019年11月03日
家族が亡くなったときは、近隣だけではなく、遠方の親族にも訃報を伝えるのが一般的です。もしも遠方から葬儀に参列する親族がいる場合は、マナーを頭に入れて正しく接するようにしましょう。まず、頭に入れておきたい基本は、葬儀に参列するための交通費は参列者が負担するのが一般的なマナーだという点です。
もちろん、宿泊が必要になる場合は宿泊費も参列者が負担するのが一般的です。ただ、宿泊をする予定がある場合は、ホテルなどの宿泊先を喪主側が手配することもあります。土地勘がないなどの理由から宿泊先の手配を頼まれた場合は、参列者と十分に打ち合わせをした上で宿泊先を手配しましょう。
また、葬儀場へアクセスしやすい場所にある宿泊先を選べば、参列者に負担をかける心配がありません。もしも予算や希望を確認できなかった場合は、高級すぎず安過ぎないホテルを選ぶとよいでしょう。また、遠方からの参列者から香典をいただいた場合は、弔意が込められていますので、辞退せずに受け取るようにしましょう。
もしも遠くから参列する人が多く、香典を受け取るのが申し訳なく感じる場合は、参列者全員からの香典を辞退すれば後からトラブルを引き起こすことがなくなります。ちなみに、香典を辞退する場合は、案内状などにその旨を明記しておくとよいでしょう。